季節

2019年中秋の名月はいつになるか?各地のお月見、見ごろの時間は?

毎年秋になると十五夜を楽しみにしている人は多いですが、毎年のようにその日にちが違うので忘れてしまう事もあります。

また天候の状態や時間のズレなどでも、見過ごしてしまう事もありますよね。

今年こそはきれいなお月様を見ようと思いますが、2019年の中秋の名月は何月何日なのでしょう?

また見ごろの時間なども気になりますね。

そこで2019年のお月見の日付や見ごろ時間について解説いたします。

[keni-linkcard url="https://yukibe.work/archives/2237" target="_blank"]

2019年の中秋の名月はいつになるのでしょう

お月見の風習は中国から伝わり、日本では平安時代より貴族の間で楽しまれてきた行事でした。
これが広く庶民にも浸透したのは、江戸時代からだとも言われています。


そんな月見のお月様は、旧暦の8月15日に出る月を中秋の名月、旧暦の毎月15日に出る満月を十五夜としています。
つまり一年で12回、閏年の場合は13回満月が現れるとわけですね。


そんな満月の中でも最も美しい月とされるのが中秋の名月です。
2019年の中秋の名月は9月13日であり、満月である十五夜は9月14日ですよ。


なぜお月見の日にちに、ズレが生じてしまうのでしょうか。
それは月の満ち欠けを基準にした旧暦と、太陽の動きを基準にした現在の暦にズレがあるためです。


新月から満月の間の日数が14日~16日と、日数に振れ幅があります。
その為、旧暦8月15日から1ヵ月の月遅れと言う事で9月15日と考えてしまいます。
しかし実際には2019年のお月見は9月13日(金)となり、満月は9月14日(土)になります。


つまり今年は、9月14日に見るお月様が綺麗と言う事になりそうですね。
昔はお月見と言えば御供え物として里芋や豆類、また米の収穫を祈願し米粉を使った団子などを供えて中秋の名月を楽しんだと言われています。


そしてその風習が今現在に受け継がれており秋の風物詩にもなっています。
もちろん現在はお供え物も時代と共に簡素化しています。

今年は季節の果物や枝豆、栗、里芋が入った煮物などと共に、お団子とススキを飾って中秋の名月を楽しんでみてもいいですね。
今年の十五夜は9月13日(金)、そして満月は9月14日(土)ということになりますので、忘れずに中秋の名月を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

2019年お月見の見ごろの時間は

日本人は働き者と言われるように、毎日仕事で忙しくしている人は多いですよね。
そのためなかなか名月を、鑑賞するといった時間がない人も多いと思います。

時々見かける満月の美しさには、何か神秘的な魅力がありますよね。
そこで毎年秋になるとお月見を楽しみにしている人も多く、お団子やススキ、様々なお供え物を準備して待っています。


しかし、お月見の日にちは毎年同じではありません。
また十五夜が必ずしも満月とは限らない為、せっかくお月見の準備をして待っていても少し気が抜けると言う事もありますね。
そこで十五夜(満月)の日にちや、見ごろの時間などをまとめてみましたので是非参考にしてみてください。

2019年の毎月の十五夜(満月)

1月21日
2月20日
3月21日
4月19日
5月19日
6月17日
7月17日
8月15日
9月14日
10月14日
11月12日
12月12日

今年の中秋の名月を見られる時間帯(月の出)

札幌・・・17時47分
仙台・・・17時41分
東京・・・17時43分
大阪・・・17時59分
福岡・・・16時19分
那覇・・・16時22分

このように月の出の時間には周囲はまだ暮れ切っていません。
21時頃には月も高い位置に昇るので、ほとんどの地域で美しい満月を見る事が出来るでしょう。

十五夜以外でも、きれいに見える月はある!

十五夜が満月と言われていますが、月の周期には少しのズレがあります。
そこで新月から満月の期間が15日でも、実際は14日~16日間の差がある為、必ずしも満月になるとは限らないようです。


十五夜以外でも美しく見られるお月様はあります。
旧暦8月15日の後の旧暦9月13日は、十三夜(10月11日)です。


十五夜に次いで美しい月と言われている事から、こちらを鑑賞する人も多いようですね。
また東日本では農作物の収穫祭に感謝する日として、十日夜(11月6日)にお月見をする地方もあります。


十日夜は満月ではない事もあり、十五夜や十三夜のような知名度はないようです。
また月にはロマンティックな話が沢山ありますよね。

十五夜を見たら必ず同じ場所で、十三夜も見なければならないと言う言い伝えがあります。
これは「片見月」は縁起が良くないと、昔から嫌う風習があったからのようです。


これは恋のロマンスともとれる内容でもすね、引かれ合うカップルを結びつけるのもお月様の力が働いているとも言えますよね。
現代のように合コンやSNSで知り合うカップルとはかなり違い、昔の人たちの恋は奥が深いようですね。

[keni-linkcard url="https://yukibe.work/archives/2222" target="_blank"]

-季節

© 2024 うきうき情報