人生の楽園「手火山式鰹節」の購入も出来る「海鮮なぶら市場」の行き方など静岡県御前崎市を紹介。


今回の人生の楽園の舞台は静岡県御前崎市です。

御前崎には「手火山式」製法で生産をする伝統的な鰹節があります。

ここで両親から江戸時代より続く、手火山式製法を受け継いだ新米職人。

澤入広美さん(59歳)と妻の登代子さん(59歳)が紹介されます。

『手火山式』とはどんな製法


手火山式は現代でも静岡県御前崎地方残る、伝統的な鰹節の製造法です。
現在残っている鰹節の燻製法の中では、一番歴史のある製法と言えます。

現在では手火山式の製法で、鰹節を製造する工場は数えるくらいしか残っていません。
なぜなら手火山式は手間がかり、高度な技術が要求されるからです。

また手火山式は、釜の上に鰹節を乗せて燻製する方法です。
そのために一度に製造出来る量も多くはありません。

また鰹節の燻製は、燻製させて休ませての繰り返しになります。
この作業は職人の手作業になり、熟練のわざが必要になってきます。

そのためこの作業が出来る職人は年々減少傾向にあるようです。
そんな伝統的な鰹節作りを始めたのが、今回の主人公澤入広美さん(59歳)というわけですね。

広美さんが受け継いだ『手火山式』は、鰹を燻す火を職人の手作業で調整する方法です。
鰹節の完成までには6か月間を費やし、効率の良い作業とはいえません。

そのかわり手火山式の鰹節は雑味が少なく、香りが強いのが特徴です。
かっては地元御前崎にも、50軒ほどあった鰹節工場ですがどこもお決まりの後継者不足。

そんな手火山式の鰹節を若い世代に広めたいと、澤入広美さんは新商品の開発などに取り組んでいます。

『手火山式』も買える「海鮮なぶら市場」のアクセス営業時間など


御前崎海鮮なぶら市場は、御前崎港に水揚げされる海産物をはじめ、人生の楽園でも紹介され『手火山式』の鰹節も購入することが出来ます。

この海鮮市場の「なぶら」とは漁師言葉で、かつお等の魚の群れのことを言うそうです。
海鮮なぶら市場には、新鮮でおいしい御前崎の海の幸がたくさんあっておいしい食事もできるようですよ。

近くに来たときは足を延ばして新鮮な海の幸はどうでしょうか。
御前崎海鮮なぶら市場へのアクセスは以下の通りになります。

所在地/静岡県御前崎市港6099-7
電話番号 0548-63-6789
相良・牧之原ICよりバイパス経由で御前崎方面へ

「海鮮なぶら市場」営業時間

海遊館
9時から17時(土、日、祝日は8時30分開店)

食遊館
9時から21時

定休日 毎週火曜日(祝日の場合は営業)

駐車場 200台(無料)

~香り受け継ぐ かつお節職人 ~内容

次回は静岡県御前崎市が舞台。明治の初めから鰹の町として発展してきた漁師町です。郷土料理は、鰹のたたき、梅干し、玉ねぎ、味噌などを氷水に入れて食べる「冷やし味噌汁」。混ぜると氷と器がぶつかる音が「ガワガワ」と聞こえることから、「ガワ」と呼ばれています。そんな漁師町で5年前に両親の後を継ぎ、伝統的な鰹節作りを始めた新米職人、澤入広美さん(59歳)と妻の登代子さん(59歳)が主人公です。
2人兄弟の次男として生まれた広美さん。幼い頃から釣り好きで、高校卒業後、調理師の道へ進みました。ホテルの調理場で働き始めた広美さんは、23歳の時、登代子さんと結婚。その後、地元の農協に転職し、3人の子供たちを育てました。ところが、54歳の夏に転機が。父の隆司さんが大動脈瘤で入院。広美さんは「鰹がさばけるのは自分しかいない。日本に数軒しかない手火山(てびやま)式の鰹節を残したい」と思い立ち、両親の後を継ぐことを決意。そして2014年、広美さんは農協を早期退職し、鰹節職人として新たな人生を歩み始めました。
広美さんが受け継いだのは、江戸時代から続く『手火山式』という鰹節づくり。
鰹を燻す火を職人の手で調整する方法で、完成まで6か月間を費やします。手火山式の鰹節は雑味が少なく、香りが強いのが特徴。昭和の中ごろまで地元に50軒ほどあった鰹節工場も後継者不足で、今はわずか数軒しか残っていません。そんな手火山式の鰹節を若い世代に広めたいと考えた広美さん。香りを長持ちさせる新しい商品を開発し、地元のお店で販売しています。
休日、広美さんを応援する親戚や孫が集まりバーベキューを楽しみました。焼きそばには、師匠である父の隆司さんが削った鰹節を山盛りにのせていただきます。澤入家で100年以上続く鰹節の味はお孫さんにも大人気です。
伝統的な鰹節作りを受け継ぎ、日々奮闘する澤入広美さんと、支える妻の登代子さん、師匠である両親や応援してくれる地元の皆さんとの交流を紹介します。