米倉涼子がドラマ 松本清張『疑惑』で悪女を弁護する。

こんにちは、テレビっ子です。
松本清張原作のドラマでは悪女を演じることの多い米倉涼子さん。
今度は逆に悪女を弁護する立場になるという。

 

何度もドラマ化された『疑惑』ですが2019年。
黒木華さんとの共演でテレビ朝日ドラマスペシャルで放送されます。

 

まだ放送日も他の共演者も明らかにされていません。
ドラマの筋書きはわかっているとはいえ。
新たなキャストには興味をひかれます。

 

松本清張『疑惑』とは、あらすじ

 


今回放送される『疑惑』は、松本清張の推理小説で『オール讀物』1982年2月号に掲載されました。
1982年には松竹系で映画化され、今までにテレビ朝日・フジテレビでそれぞれ2回制作されています。

 

今回2019年テレビ朝日ドラマスペシャルで放送が決定され楽しみに待っている人も多い事でしょう。
視聴する前にドラマのあらすじをおさらいしてみます。

 

いかなる手段をとっても真実を追求していく。
有能ではあるが、かげで「最低の弁護士」とも言われる佐原卓子(米倉涼子)。

 

そんな彼女のもと弁護士・原山正雄から直々の依頼が舞い込むことに。
原山の体調が思わしくないため、ある女性の弁護を引き継いでほしいというものだった。

 

その女性とは、世間から「鬼クマ」と呼ばれ、好奇の目に晒されている悪女白河球磨子(黒木華)だった。

 

疑惑に満ちた事件は激しい雨の日、熱海港の岸壁で起こった。
球磨子は夫白河福太郎とドライブに出かけ車ごと海へ転落した。

 

泳げない福太郎は車内で溺死、球磨子のみが生き延びていたのだ。
球磨子は、運転していた福太郎のミスによる事故と主張していたが、不審な点もあり車内からスパナが発見される。

 

その上球磨子が夫にDVを振るう動画がなぜかSNSで拡散していた。
前科四犯という過去を持つ球磨子にとっては、すこぶる分の悪い状況である。
日頃の悪行を糾弾する声も浮上していった。

 

無実を主張し続ける球磨子に警察は、別件逮捕という強硬手段にでる。
留置場に入ても球磨子は、看守をたぶらかしたり、襲われたなどと話を捏造して騒ぎ立てる始末。

 

連絡を受けた卓子は駆けつけ接見する。
感謝する球磨子だが、福太郎を殺したのかの質問には貝のように口を閉ざしてしまう。

 

そのうちに卓子の中でひとつの疑問が浮かび上がってくる。
球磨子は世間で言われるように本当に悪女なのだろうか?

 

卓子は球磨子の本性と、事件の真相を解明するためにゴシップ記者の秋谷茂一らから情報をあつめる。
そして球磨子の生い立ちを追い求めていった。

 

あらすじはテレビ朝日公式ホームページから要約しました

松本清張『疑惑』の見どころ

松本清張の作品ではかずかずの悪女役を努めてきた米倉涼子ですが、今回は悪女を弁護するやりての弁護士役。

 

このところリーガルドラマでも、元弁護士役で出演している米倉です。
『疑惑』では彼女自身がやりての弁護士として活躍することになりました。

 

誰もが有罪濃厚と思われている悪女の弁護を引き受け、エキセントリックな言動を繰り返す、名だたる悪女を相手にどう立ち回っていくのか。

 

また共演の黒木華も、悪女役には初挑戦です。
黒木のイメージは、日本風の顔立ちで素朴な可愛らしさから、控えめな役柄が多かったように思います。

 

今回はそんな黒木イメージを180度くつがえす最悪の悪女役。
嫌が上にも興味が掻き立てられてしまいます。

 

また今回米倉とは、意外と思われますが初共演となります。
黒木がどんな悪女を演じていくのか。
これからの黒木にとって、役者としてのキャリアも大きく開かれていくことは間違いのないことでしょう。

 

松本清張『疑惑』登場人物他

2019年に放送予定ですが米倉と黒木の出演のみ発表されています。
しかし、彼女らを取り巻く共演者はまだ発表されていません。

 

近日発表予定のようですが、予想を立ててみるのも面白いですね。
自分の予想は当たるか、出演者が決定したら答え合わせをして楽しみましょう。

 

テレビ朝日のコメントでは豪華な顔ぶれが待ち構えているとのことです。
以下出演者とコメントです。

 

佐原卓子(さはら・たかこ)(42) ・・・米倉 涼子

 1982年の映画版が好きで何度も見ていたので、私と同じ弁護士役を演じられた岩下志麻さんにもすぐに報告しましたし、撮影前は「志麻さんのようにカッコよくて、落ち着いていて、ブレのない弁護士を演じられたらな」と思っていたんです。でも撮影初日に、それは無理だと気づきました(笑)。実際に演じてみて気づいたのは、私には私らしい卓子像があるんだろうな、ということ。過去に出演した松本清張作品で悪女役が多かったせいか、少し球磨子寄りになっている感もありますけど(笑)、そのぶん新しいキャラクターができているような気がします。また、今回は悪女を受け止める側の役。何をしでかすか分からない球磨子のような女性を相手にすると、「悪女役は自由なぶん、受け止める側はいろいろ我慢しなきゃいけないんだな。自分が悪女を演じていたときも、周りはそう思っていたんだろうな」と実感して、また違った角度から物事も考えられるので、勉強になっています。
黒木さんは私も大好きな女優さん! 共演を楽しみにしていたので、撮影が始まった今も緊張しています。実は、彼女が演じる球磨子を初めて目の当たりにしたときに「うわっ!」と圧倒されて、プロデューサーさんにも「私、負けたっぽい…」と漏らしたんですよ(笑)。先日撮影した接見室のシーンでも、球磨子の表情や動きに、私も思わず影響を受ける場面がありました。そういう化学反応はとても刺激になりますし、お互いにいい形で影響し合えていたらいいなと思いながら、撮影に臨んでいます。
『疑惑』は押しも押されもせぬ名作。タイトル負けしない作品にできたらいいな、と思います。

白河球磨子(しらかわ・くまこ)(33)・・・黒木 華

 米倉さんと共演できて、うれしいです。以前から「きれいな人だなぁ」と思っていたんですけど、実際にお会いしたら、本当にきれいで! また、何をしてもドンと構えていてくださる感じなど、卓子の魅力が米倉さん自身からも強く感じられて、一緒にお芝居をしていると面白くてたまらず、とても楽しいです。
私は普段、三歩下がってついていく女性の役を頂くことが多いのと(笑)、球磨子のような悪女を演じているとどうしても舞台っぽいお芝居になってしまったり…と難しい部分が多く、日々迷いながら演じています。ただ、今回の脚本では球磨子=ミステリアスな悪い女という描写に終始せず、わりと人間味のある、どこか悲しい部分がちゃんと描かれているので、そこが私にとっては唯一やりやすい点です。1982年の映画版で桃井かおりさんが演じられた球磨子はチャーミングで、悪くて、すごく色っぽい魅力的な女性だったのですが、それをすべて真似るなんて自分には無理(笑)。ただ、チャーミングさだけは何とか取り入れたいですし、悪の魅力もちゃんと出したいなと思っています。とにもかくにも、好き勝手やれる役ではあるので、いろいろと模索しながら楽しく演じていきたいです。
松本清張作品に挑戦するのは今回が初めてですが、本当に面白いなと日々感じています。『疑惑』はミステリアスで、すごくエンターテインメント性に富んだ物語。女同士のやり合いをぜひ楽しみながら見ていただきたいです。

追記

新しく配役も決まりましたので追加させていただきます。

佐原 卓子   ・・・米倉 涼子
白河 球磨子  ・・・黒木 華

秋谷 茂一   ・・・板尾 創路
小田 秀子   ・・・余 貴美子
豊崎 勝雄   ・・・永山 絢斗
野田 さかゑ  ・・・YOU
前田 健次   ・・・勝村 政信
大木 暁子   ・・・堀田 茜
木下 保    ・・・伊武 雅刀
加藤 正義   ・・・平泉 成
大貫 由紀   ・・・萬田 久子
白河 福太郎  ・・・中村 梅雀
原山 正雄   ・・・津川 雅彦




スタッフ
原作
松本清張
『疑惑』(文春文庫刊)

脚本
竹山 洋

企画協力
古賀誠一(オスカープロモーション)

チーフプロデューサー
五十嵐文郎(テレビ朝日)

ゼネラルプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)

プロデューサー
峰島あゆみ(テレビ朝日)
菊地裕幸(ザ・ワークス)
伊賀宣子(ザ・ワークス)

演出
松田秀知

制作協力
ザ・ワークス

制作著作
テレビ朝日