七五三

「七五三」はお宮参りに行かず、スタジオで写真撮影というスタイルもあり?

今は核家族化も進み、祖父母と離れて暮らす家族も多くなりました。

そこで子供の成長を祝う「七五三」も、若い世代のスタイルで行う家庭も増えています。

たとえば神社のお参りをはぶき、写真館で写真だけを撮影するというスタイルです。

つまり時代の移り変わりで、日本文化のあり方も少しずつ変化しているといえますね。

では「七五三」を写真だけで済ませるのは、いったいどんな理由なのでしょうか?

そこで写真だけで済ませる理由など、2分ほどの記事にまとめました。

「753」のお祝いを写真だけで済ませる理由とは?

昔から行われていた「七五三」のイベントとは、神社へのお参りと写真撮影。
そして家族そろって、お祝いの食事をしていました。

むかしは子供が3歳、5歳、7歳と
無事に成長したことを、家族全員で盛大に祝っていました。

古くは医療技術など、あまり発達していませんでした。
そんな事情から、小さな子供が無事に育つことも難しかった時代でした。

 

ですから子供が節目ふしめに、何事もなく成長することは大変なことでした。
そこでわが子の成長を喜び、神様へ感謝するのは自然の成り行きです。

そしてこれからさきも、無事に成長するように
神様に祈願したことが、「七五三」の習慣しと伝えられてきたのでしょう。

 

しかし最近は核家族化がどんどん進んでいます。
ですから祖父母とは、遠く離れて暮らす
家族も増えています。

また「七五三」のお祝いには金銭的な事情や、
両親が共働きのため、なかなか一緒に休みがとれない
など事情もあります。

 

そこで「七五三」のお祝いを、
スタジオでの写真で、済ませるといった家庭も増えています。

ほかにも小さな子供連れで神社に行くと、
途中で飽きてきて、泣いてしまうなどいろいろ問題があります。

 

そんな事情もあり、スタジオで写真撮影だけとことにもなります。

そしてそんな現代的な需要と並行するように、
写真館やスタジオなどでは様々なキャンペーンを行っています。

とくに3歳児の場合は、低予算でおさめることもできるようです。
そこでリーズンブルに記念撮影できるので、利用する家族も増えています。

 

なかにはロケーション撮影も、行っているスタジオもあります。
スタジオ内で撮影する写真とは違い、
よりリアリティーのある、家族の自然な姿が残せますね。

 

写真スタジオでは、日にちは関係ありません。
10月~11月までの間の、都合の良い日を選ぶ事ができるようになっています。

そこで仕事で忙しい人や、人ごみを避けたい家族が、
ゆったりした気持ちで、撮影にのぞめるので人気があります。

 

また以下のような理由からも、写真だけで済ませている親御さんもいるようですよ。

  • 仕事の都合で、良い日にちが選べない。「七五三」の時期が子供の体調を崩しやすい時期でもあり、特に3歳児などは心配な事が多い。

    経済的な理由から費用が負担になる。

    宗教的な理由から。

「七五三」は写真だけでなくお参りも

 

11月15日「七五三」お祝の日はずらしても構わない?

 

今はいろいろな理由で、「七五三」のお祝いを
写真だけで、済ませてしまう親御さんが増えています。

しかし我が国の文化を考えると、
写真撮影だけで済ませるというのは、やはりさみしさがありますね。

 

もちろん「七五三」は、必ず神社でお参りするという決まりごとはありません。
当然ながら自分たちのライフスタイルで、自由に行って良いとは思います。

しかしもともと「七五三」の意味には、
子どもの成長を感謝し、無事に成長するように神様にお願いする事が趣旨です。

 

やはり写真だけではさみしいですし、
個人的には願いも、かなわないようにも感じられてしまいます。

できることなら写真撮影だけでなく、お参りの方もと考えてしまいます。
やはり和装姿に千歳飴という日本の文化は、次世代にも継承していってほしいですね。

 

子供が神社にお参りする姿を、動画などで残こせたら一生の記念ですね。

こんなわが子の晴れ姿を、も祖一緒にお祝い出来なかったとしても
祖父母に観てもらえたら、それはもう喜びもひとしですね。

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