地球温暖化の影響などから気候も大きく変わり、5月でも夏を思わせるほど気温が上昇することがありますよね。
その為、エアコンを使う時期も年々早まり、うっかりするとクリーニングを済ませないまま使っている事もあります。
しかし、エアコンのクリーニングを業者に頼むことは金銭的にも時間的にも難しく大変な事ですよね。
できれば自分で簡単にクリーニングが出来れば一番いいのですが・・・。
そこで今回は、エアコンのクリーニングを自分で簡単にする方法についてご紹介致します。
関連記事:2019年の夏、エアコンの室外機を日よけでエコ対策
なぜクリーニングが必要、エアコンの汚れで起こる体調不良
夏の暑い時期は体調を崩しやすく、特に最近では熱中症で病院に運び込まれる人も多い事から、暑い時期のエアコンは必須な家電と言えます。
確かにエアコンの効いた部屋での勉強や仕事ははかどりますし、何と言ってもぐっすり眠れるのでなくてはならない電化製品ですよね。
しかし、そんなエアコンも汚れていては、逆に人間の身体に害をもたらしてしまいます。
例えば、エアコンの内部に溜まった埃やダニ、またカビなどが送風口から部屋の隅々まで広がる為、アレルギー症状などを起こす人が多いようです。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、また喘息発作などを引き起こしやすくなるといわれています。
また、エアコン内部にはこれらの他にカビなども発生しやすく、カビの一種でトリコスポロン胞子を吸い込んでしまうことがあります。
すると頭痛や嘔吐などの症状から始まる、夏型肺炎過敏症候群を発症しやすくなり、悪化すると肺炎を併発することもあり注意が必要です。
毎年、夏の暑い日になると気にもせずにエアコンのスイッチを入れてしています。
その汚れで知らず知らずの内に、体調を崩している人も多いと聞きます。
なんとも恐ろしい事ですよね。
そんなことにならないためにも、定期的なエアコンのクリーニングは大切な事だと言えます。
エアコンのどの部分をクリーニングするか
エアコンは一見すると奇麗に見えますが、カバーを開いて内部をご覧になった事はありますか。
エアコンの仕組みがあまり理解できていない人は、そのカバーさえ開いてよいのか迷ってしまいますよね。
内部を見てみるとフィルターの部分に、ホコリが分厚く溜まっている事があります。
この前エアコン掃除の話題チラッと見えたからやらないとと思い外したらめちゃんこ汚かったw pic.twitter.com/z6WfiC6ZgF
— ミラち (@mirati0417) May 29, 2019
この様子を見てしまった人は、とにかくクリーニング店を探すと思います。
でもエアコンの仕組みを理解すると、そこまで大がかりにしなくても済む場合があります。
エアコンは、大きく室内機と室外機に分けられます。
この2つがパイプでつながれて1セットとなり、部屋の中の空気交換をしているわけです。
また室内機にあたる、エアコンと呼ばれる部分は少なくとも3つの部品からなっています。
この部品が汚れることで、エアコンの機能が上手く働かなくなってしまうわけです。
それら3つの部品を詳細にすると以下の通りになります。
・フィルター
空気が室内に吸い込まれる時の入り口にある網のような物で、空気中のホコリを取る役割をしています。
この部分にホコリが溜まるとスムーズに空気が流れなくなるため、たくさんの電気が必要になります。
・熱交換器
この部分はエアコンの心臓部でもあり、部屋を涼しくしたり温めたりしています。
材質はアルミ板で出来ており水滴なども付きやすい事からカビが発生しやすい部分です。
・クロスフローファン
丸い筒のような形をしており回転しながらたくさん、遠くへ、静かに風を送って部屋の空気を循環させています。
つまり、この3つをクリーニングすることで健康的に、また快適に過ごす事が出来ると言うわけですね。
エアコンのクリーニングも自分で簡単にできる?
エアコン本格始動前に吹き出し口をいらない歯ブラシで掃除した😄
おかげてキレイになったから元あったお風呂場に戻した🎵
それが1週間前のお話
で今気づいたけど旦那がお風呂場の中で歯磨きしてた😱
心の中で謝った🙇♀️https://t.co/HVUhAd6h5K#エアコン#エアコン掃除#生活の知恵 pic.twitter.com/Q5ND7sR9JU
— あこママの節約術 (@AKOtoBOO) May 29, 2019
エアコンを快適に使用する為に、毎年クリーニングをしていると言う人も多いとおもいます。
でもエアコンの仕組みを知っていれば、自分でも簡単にクリーニングが出来ます。
ただ、問題は熱交換器に付着したカビやクロスフローファンの洗浄は大変かもしれません。
洗浄液などが垂れて来ないように、事前にゴミ袋などをエアコンの下に貼り付ける事がポイントですね。
また、洗浄した後はしっかり乾燥してから使うようにしましょう。
その手順は以下の通りです。
・コンセントから抜く
・本体の下部にゴミ袋をガムテープでしっかり貼り付ける。
・外側のパネルを開いたらフィルターやまわりに付いた埃を掃除機で除去する。
・割り箸などに布を巻き輪ゴムで縛った物を使って細かい所を拭く。
・エアコン洗浄液で熱交換器やファンなどの内部を洗う。(エアコン洗浄スプレイを使うと簡単)
さて、エアコン掃除していきます。
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①着工前です。電源を引き抜いておきます
②前面パネルを外した状態です、かなり汚れてます。
③ビスを外して全体のカバーをとります。
④フィルターを掃除します。掃除機か風呂場で洗います。#エアコン #掃除 #エアコン洗浄 pic.twitter.com/FLRPTlhje8— ダスさん (@dasuking_jp) May 26, 2019
しかし自分でクリーニングといっても、ファンと熱交換器を自分で洗浄するというのは結構大変な事かもしれませんね。
それでも最悪フィルターのホコリくらいは取るようにして、今年の夏はクリーンなエアコンで、快適に過ごしてみてはいかがですか。
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以上、エアコンのクリーニングを自分で簡単にする方法についてでした。