お中元の品は、毎年7月頃から届くことが多く、心温まる贈り物には感謝しますよね。
また、普段姿を見る機会のない両親や親せき、兄弟たちが「元気でいる」と言う事を知り安心することも出来ます。
頂いた時には、感謝の気持ちと嬉しい気持ちを早く伝えたいと思いますが、あなたはお中元を頂いた時、感謝の気持ちを伝える方法としてお礼状は出していますか?
そこで今回は、お中元の御礼状について解説いたします。
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目次
お中元の意味
毎年、夏になるとお中元の品を贈ると言う慣習が日本には古くから存在しています。
日本では室町時代の頃に、中国から伝わったとされています。
お中元の意味は中国の中元からの「罪を償う」と言う意味が込められたものでした。
それが日本に伝わったあと、仏教の「盂蘭盆会」と混同されてしまいました。
それでお盆の頃に、お世話になっている人に対して、感謝の気持ちを込めて品物を贈る慣習に変わったとされています。
本来はお盆の贈答品でありましたが、遠い親戚や離れている両親に現在の近況をしらせたり。
日頃の感謝の気持ちや、健康を気遣うなどのコミュニケーションの一つとして定着した事が現在のお中元の形になったようです。
しかし、現在はそのあり方も変化して、親しい友人や会社関係の付き合いの他に上司や子供の教育関係者などへも贈る人が増えています。
特に子供の教育関係者などに届いた場合。
「自分の子どもを今後ともよろしくお願いいたします」と言う意味合いにもとれるため、そのあとの接し方について悩む人もいるようですね。
古くからの日本の慣習として、お中元本来の意味を忘れないようにしたいものですよね。
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お中元の御礼状は出すのが正式
以前なら、大手スーパーや百貨店などから買ったお中元の品を持って、お世話になった親戚や両親に手渡したものでした。
ですから近況報告や元気な姿を見て安心しできたものです。
今は忙しいと言う事もあり、宅配で届ける人が増えているようですね。
そのために、頂いた側が感謝の気持ちを伝えると手段としては、今では電話やメールを使って知らせる事がほとんどですよね。
しかし、本来は御礼状を出す事が正式であり、たとえ親しい間柄でも電話やメールで伝えた後に、ハガキか手紙を送るのがマナーです。
特に会社関係や上司などに伝える場合、電話やメールで簡単に伝えた後、御礼状を書いて贈る事が丁寧でありベストな方法でもあります。
つまり、現在は携帯電話などの普及によって年賀状のご挨拶も、学校の行事を伝える事も簡素化されています。
確かに便利にはなっていますが、品物を頂いた場合。
本来なら御礼は日本の風習を貫いて、手紙やハガキなどで感謝の気持ちを伝える。
このような方法がマナーとしてはベストなのでしょうね。
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お中元の御礼状を書くポイントは?
お中元を頂いたあと、その感謝の気持ちと無事届いたと言う旨を相手に早く伝えなければ・・・と誰もが思う事だと思います。
そして、そのあとはハガキ、あるいは手紙などに感謝の言葉を書いて送る事で失礼のない正式な方法になります。
特に上司や会社関係先に対しては、始めに電話やメールであいさつした後、手紙やハガキで送り失礼のない方法でマナーを守りたいものですね。
そこで書く場合のポイントをまとめてみました。
・お中元の御礼は、品物が届いたら直ぐに出すのが基本
どんなに丁寧でも、心のこもった内容でも、到着が遅くなっては感謝の気持ちも伝わらないものです。
遅くても3日以内には送るようにしましょう。
・手紙やハガキなどに手書きをする事が基本
現代はパソコンで奇麗に書く事はできますが、何となく硬さがあり味気ない物ですよね。
やはり手書きで送る事が、その人の人柄や気持ちが伝わるものと思われます。
・感謝の気持ちが届くような内容文にする事が大切
御礼状は、常日頃の感謝の気持ちが伝わるように書く事が目的です。
それに健康を気遣うような内容が書かれていたら頂いた方としても嬉しいですよね。
かたちや儀礼的な事ではなく、相手に対する感謝とからだを気遣う言葉が大切です。
また、これらの他に自分の現在の近況報告などが書かれていたらなお嬉しいのではないでしょうか。
以上、お中元の御礼状についての解説でした。