季節

盆踊り定番はやはりあの曲?今年のトレンドはどんな曲に?

毎年のように行われる盆踊りですが、夏の風物詩として古くから日本に定着しています。

盆踊りの時期になると、何処からともなく聞こえてくるその音色に、心が浮き立つ思いがしますよね。

盆踊りの曲は地域によって様々です。

それでも定番となる曲が多く、近年では洋楽も人気傾向にあるようですね。

そこで盆踊りの定番の曲についてまとめました。

関連記事:盆踊りの時期は8月なの、それとも9月なの

盆踊りの曲も多様化


盆踊りは、お盆の時期にご先祖様の供養の意を込めた地域ごとに行われる夏の行事です。
元々は独りで念仏を唱えながら踊る「念仏踊り」から始まったものと考えられてきました。

それがやがて大勢の人が参加する「踊り念仏」に変わり、現在の盆踊りになったと言うわけです。

本来はご先祖様の霊を慰め、別れを惜しむと言う意味が込められたもので、悲しく切ない思いを満月の夜に、夜通し踊りながら鎮めた事にあります。

現在は、その地域以外の人も参加できるようになりました。

大勢の人でやぐらを囲み、輪になり曲に合わせて踊ると言うイベントに変化してきました。

そのため踊りに合わせた音楽も必要になります。
音楽は民謡演歌、また童謡と様々な曲が使われる事が多いようですね。
地域によってもいろいろあり、曲も多様になって来ました。

またイベント行事もあり、中には昔バンドを結成していたと言うOB達が集まって様々な曲を披露してくれるところもあるようですよ。
イベントでは思い思いに音楽に酔いしれ、久々に合った友人とお喋りを楽しんだりしています。

それでも最後は定番となる曲が流れ、それに合わせて盆踊りが行われます。
このように現代は、大人も子供も楽しめる盆踊りへと変化しているようです。

独りで悲しく念仏を唱えて踊り慰めてくれるよりも、沢山の人が音楽に合わせて踊り。
帰省した家族との再会したり、人々の笑いがあると言うほうがご先祖様も見て満足してくれると思われますね。

今年の盆踊りにはどんな曲が?


明治以降、旧暦から新暦に移行したことでお盆が8月15日と定められ、それに合わせて各地域では盆踊りが開催されるようになりました。

しかしそのあり方も時代と共に変化しており、切なくて悲しい盆踊りだったものが、現在では大勢が参加できるイベントとして、大人も子供も心待ちにしている楽しい夏の行事へと変化しています。

その為、やぐらの周りを地域の人達が集まり踊ると言うだけではなく、近年の盆踊りは様々な曲に合わせて楽しく踊る場になっています。
また露店なども出店すると言うように、祭り行事の一環として行っている地域も増えています。

更に子供たちは夏休み中の行事として参加する事もあり、盆踊りの曲も演歌や民謡に加えアニメの主題歌やポップ系の音楽でも楽しめるようになってきました。

そんなことから年々楽しみにしている子供たちも増えています。
さて今年2019年の盆踊りは、どんな曲で踊ることが出来るのでしょうね。

盆踊り定番の曲といえば

現代でも盆踊りは、内容的には変わっていません。
しかしその形態は昔と今では多少は変化しており、踊りに合わせて選ぶ曲も変わってきています。

また地域ごとでも違いはありますが、定番となる曲はやはり全国的に変わりはないようです。
その盆踊りで流れる定番の曲とは、以下のようにおなじみな曲になります。

定番の盆踊りソング

東京音頭
この曲は昔からの定番曲として誰もがご存知の曲ですよね。
「♪ハァ~、踊るおどるならチョイと東京音頭、♪チョイチョイ・・・」と言うようにリズムカルで踊りやすい曲です。

炭坑節
これは福島県の民謡で、盆踊りには定番中の定番曲と言えるほど昔から有名ですよね。
もともとは炭鉱労働者の内で伝わった民謡でしたが、スコップで地面を掘るような仕草が盆踊りの振り付けになっている事から子供から大人まで楽しめる曲になっているようです。

ソーラン節
北海道の有名な民謡であり、「♪ソーラン、ソーラン、ソーラン、ソーラン・・・♪」の掛け声で気持ちも高揚しますよね。

このように定番となる曲は昔からあまり変わっていませんが、近年では夏休みの行事として参加する子供たちも増えたことで、アニメの主題歌なども多く使われています。

例えば、小さな子供も楽しめる「踊れ、おどれドラ・ドラえもん音頭」などは、2005年に発表されて以来全国的に広がり既に定番曲として親しまれています。

また、ポップ系などでは荻野目洋子さんの大ヒットでもある、「ダンシング・ヒーロー」などは30年以上経った現在でも定番曲として親しまれており、とてもノリの良い曲なので若者たちもつい体が動いてしまいますよね。

この他にも様々な曲が定番となっていますが、多くはその時代流行になった曲が使われており、人々の記憶に残るものがほとんどですね。
2019年はおなじみの曲の他に、洋楽も取りいれられると思います。

今まで盆踊りに興味がなかった人も一度盆踊りの会場に足を運んでみたらどうでしょうか。
あなたも今年は盆踊りを楽しんでみませんか、新しい発見がありかもしれませんよ。

-季節

© 2024 うきうき情報