風邪

手足口病など蔓延、夏風邪は人にうつるの?馬鹿にできない夏風邪の感染力。

インフルエンザなどは、流行性感冒として年齢に関係なく世界中で流行する風邪の一つです。
インフルエンザウイルスが学校で流行した場合、学校・学年閉鎖などの処置が必要になるほどその猛威は凄まじいものですよね。

インフルエンザばかりではなく、夏風邪もウイルスによって拡散していき、感染力が強く当然人にもうつります。
予防対策としてマスクを着用する人もいますが、暑い夏の時期にマスクを着けるのは辛いですよね。
それでも夏でもマスクは必要なのでしょうか?

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夏風邪といっても人に感染するものはあります

夏風邪は、「プール熱」「手足口病」「ヘルパンギーナ」と3大夏風邪として知られています。
その感染源は主にアデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどです。

これらのウイルスは特に感染力も強いため、人にもうつりやすい風邪です。
夏にプール開きをした幼稚園や小学校などで、この夏風邪を発症するとウイルスが拡散してしまい、次々と子供たちが休みをとる結果になります。ますよね。

実際学校保健法ではプール熱が流行すると、症状が治まった後でもプラス2日経過するまでは登校停止と規定されているようです。
また手足口病とヘルパンギーナに関しては、登校停止期間を一律に定めず、全身状態が安定していれば登校可能としているようです。

夏風邪も他の風邪と同じように伝染性があります。
特にプール熱は感染力が強く、高熱や強い喉の痛みの他に、結膜炎なども症状が現れます。
プール熱はその名の通り、プールで感染することが多いようです。

夏風邪のウイルスのタイプは

ウイルスのタイプ

夏風邪は主にエンテロウイルスやアデノウイルス、またコクサッキ―ウイルスなどが感染源となっています。


また一つのウイルスには更にいくつかのタイプがあります。

特にプール熱の原因となるアデノウイルスには、約50種類ものタイプがあります。
発熱や咽頭炎、頭痛、また胃腸炎、結膜炎、発疹(水疱)、くしゃみ、など等、様々な感染症として現れます。

そのため感染源が同じタイプのウイルスでも、人によっては咽頭炎が強く現れる場合もあり、高熱やせきなどの症状に苦しむこともあります。

また熱がなくて結膜炎の症状だけで済む場合もあり、ウイルスによって感染症も様々と言えます。

今のところ夏風邪のウイルスを撃退する薬はまだ開発されていません。
そのため現在は対症療法のみの治療になります。
しはしこれらの感染症は時間と共に回復するものなので、病院で受診した後は、水分を多めにとり、安静にして休む事が一番のようです。

飛沫感染?どのように感染するか

夏風邪の症状は、発熱や発疹、或いは水疱、頭痛、胃腸炎、結膜炎、くしゃみと様々な形で発症します。
ここで感染源として一番注意しなければならないのは、くしゃみと水疱、そして結膜炎です。

おもな感染ルート

感染はくしゃみによって、ウイルスが外に飛び散る「飛沫感染」。

水疱の中のウイルスが、何らかの形で人と接触して感染する「接触感染」があり人から人へ伝染していきます。

夏風邪は通常なら約1週間もすると回復し完治しますが、ウイルスはその後2週間ほど体内に潜伏して便などと一緒に排泄されます。
小さな子供さんが感染されたの場合、おむつ交換などで親御さんが二次感染する恐れもありますので感染に対する予防策は必要ですね。

夏でもマスクは必要?それよりも風邪に負けない体に

夏風邪の症状はウイルスによって様々な形で現れる事があり、その中でも特にくしゃみや咳による飛沫感染は注意が必要です。
咳は1回で10万個のウイルスが約2m飛び散ると言われます。


くしゃみであれば1回で、200万個のウイルスが3mも飛び散ると言われています。
そのため感染予防策として、マスクの着用はやはり必要なようです。
近年では99%も、ウイルスをカットできるマスクも開発されているようですよ。

しかし夏風邪は高温、多湿の環境を好むウイルスです。
マスクを着ける事で、息の湿度と体温の温かさなどが、ウイルスにとっては最適な環境になってしまいかねません
そのためにマスクは小まめに取り替える事が必要ですね。

風邪のウイルスを、体内に入れない対策は感染予防として大切です。
しかしウイルスに負けない対策も必要です。
常日頃から自己免疫力を高めておくことが、予防策としてはベストではないでしょうか。

そのためにバランスの良い食事と、規則正しい生活をおくり常日頃から丈夫な体作りを心がける事が何よりも大切な事だと言えますね。

以上、夏風邪も人にうつるの?また、夏でもマスクは必要?についての解説でした。

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