日本のハロウィンお月見泥棒をする地域は?お月見泥棒は全国的な風習なの?

突然ですけど「泥棒」は立派な犯罪ですよね。

しかし昔からの風習として、この日だけは他人の物を盗んでも良いと、許される日があるそうなのです。

それも美しいお月様が見ているお月見の夜に、堂々と行う犯罪行為の月見泥棒です。

ご存知でしたか?でも、何故許されるのでしょうね?

日本のハロウィンお月見泥棒とは?


満月を見て楽しむというのは当然夜のこと、昔は街灯もなく月明かりだけが頼りだったのでしょう。
そんな月明りだけの夜は、泥棒が活躍しやすい時間帯ですね。

ですからお月見の夜にも、泥棒をはたらく輩が出てきても不思議ではありません。
昔は中秋の名月の日だけは、他人の畑の芋を盗んでも良いと言う風習があったようですよ。

しかし盗んでよいといっても、大々的にではありません。
「片足御免」と言われるように、道から片足だけ踏み入れた範囲であれば許す、と言うのが暗黙の了解になっていました。

これはお月様が持って行ってくれたと言う意味で、縁起が良いものと考えられていました。
盗まれた畑は豊作になると言い伝えもあり、各地の農村部で行われていた風習のようですよ。

それがいつの時代からか芋から団子になり、月の使者としての子供たちが、月見団子を盗むようにかわってきました。
このような行事は縁起が良い上に、農作物も豊作になると考えられてきました。

ですからこのような風習が、地域によっては現在でも残っているところがあります。
盗んだお団子を食べた子供は長者になると言われ、七軒盗んで食べると更に縁起が良いと伝えられてきました。

現在ではとても許される事ではなく、場合によっては隠しカメラなども設置されていて、投稿騒ぎが起きかねなせんね。
なぜこんな風習が出来たのでしょう?

昔は今と比べればどこでも農家は、そんなに裕福ではなかったに違いありません。
まして子供たちにとって、お月見のお団子はごちそうだったことでしょう。

お月見の日くらいは、子供たちがお団子を盗んで食べても大目に見てあげるという、寛大な気持ちがあったに違いありません。

そんなところからも月見泥棒の風習は出来てきたのではないでしょうか。
もっともこれは私見になりますので確かな由来ではありません。

お月見泥棒は全国的な風習?

お月見泥棒と聞いて驚いた人は多いと思いますが、これは中秋の名月の日だけに許された行事のようです。

子供達は長い竿の先に釘や針金を付けて、お団子をひっかけて盗む見に来ます。
ですから御供えする側も、縁側などのとりやすい位置にお団子を置くなどして工夫したようです。

盗んだお団子を食べた子供は長者になれると言われ、盗まれた家も縁起が良く豊作になると伝えられてきました。
両者ともにウィンウィンの風習ですね。
いまでもこの風習はまだ農村部に多く残っています。

紹介されているところでも福島県や茨城県、千葉県、山梨県、愛知県、奈良県、大阪府、大分県、鹿児島、沖縄などがあります。
なかでも愛知県日進市や名古屋市、三重県四日市市などは有名でイベントとしても行われています。
この日本のハロウィンを、一度見に行ってみてはいかがでしょうか。

現在のお月見泥棒は、「お月見下さ~い♪」や「お月見泥棒で~す♪」と声をかけながら各家を回ります。
今はお菓子を貰うなどの風習にかわり、子供たちのお月見イベントにもなっています。

ある意味「ハロウィン」的な風習とも言えますが、こんな泥棒なら子供も親も安心して楽しめますね。

このようなお月見泥棒の由来や、意味などを知ると、今までとは違った角度からお月見を楽しむことが出来そうです。
また日本の古い風習などを、次世代に継承するよいきっかけにもなりますよね。

お月見泥棒の発祥の地は?

お月見泥棒の風習は江戸時代より、その年にとれた作物などを供えることから、多くは農村部に見られる風習のようです。

発祥の地はどこか詳しくは分かっていませんが、どうやら三重県四日市辺りが有力候補のようですよ。

今でもお月見は、毎年のように行なわれています。
しかしお月見の意味や、風習など詳しく知っている人は少ないと思います。
お月見泥棒ように、日本にはまだまだ知らない風習がたくさん残っています。

お月見泥棒は、イベントとして行っているところもあります。
この機会に一度訪れてみてはいかがですか。