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歴史秘話ヒストリア、戦国の扉はオレが開く北条早雲。

このところ年明けのドラマの紹介が続いています。

今回、名前はよく知っていたのですが、実はよく知らなかった北条早雲。

NHK総合歴史秘話ヒストリアで取り上げられていました。
タイトルも興味深く、視聴してみることにしました。

歴史秘話ヒストリアとは

ご存知とは思いますが、『歴史秘話ヒストリア』とは、2009年よりNHK総合で放送しいるNHK大阪放送局制作の歴史情報番組です。

これまでも歴史上の人物や事件など、あまり知られていなかったことに、焦点をしぼって制作されてきました。

歴史の秘話として、歴史上の人物がどのように決断してきたのか、また当時の心境など詳しく解説している歴史バラエティーです。

放送開始当初は、渡邊あゆみアナウンサーが進行を努めていましたが、現在は井上あさひアナウンサーの変わっています。

歴史に焦点を当てた番組もBS放送を含め数多くありますが、歴史秘話ヒストリアは今でも根強い人気があります。
歴史上の超有名人から、歴史の影に埋もれている人まで今まで沢山の人に光を当ててきました。

今回ほとんどの人が名前を知っている北条早雲でした。

最初の戦国大名、北条早雲。

エピソードで北条早雲の実像は、世に言われたものとはだいぶ違うものであったと解説されていました。

今まで北条早雲といえば、生まれもさだかでない浪人から身を起こし、50過ぎで国を盗って大名に成り上がったと言われてきました。
どこか斎藤道三と重なるところがありますよね。

しかし、実際はやんごとない身の上で、年も言われていたよりも20歳以上も若かったという。
実は名門の出で当時のエリート。

どうも戦国大名のイメージとはかけ離れていますよね。ドラマや映画のイメージとはほど遠いものでした。
想像ではいかつい大男のイメージでしたが、実はイケメンの優男だってのかもしれませんね。

そん早雲がなぜ最初の戦国大名と言われているのでしょうか。
北条早雲の最初の戦は、駿河国の大名今川家お家騒動の混乱を抑えたことでした。
その後足利将軍家の騒動で隣国伊豆にも攻め込見ました。

早雲が、足利将軍家の対応に含むところがあったのか、野心があったのかは分かりませんが、京都へは戻らずに関東にとどまる決意をしたようでした。
そこで関東を拠点とする戦国大名になったとされています。

他の戦国大名の出現より一歩早く関東に拠点を構えたところから、それが最初の戦国大名と言われるゆえんです。

戦国大名というとみな横一線で出現したものと思っていましたが早雲が先駆けになったのですね。
そのあたりから戦国時代は始まり、有名な戦国大名たちが綺羅星のごとく現れることになったのでしょう。

感想まとめ

もともと北条早雲の人間像は、北條家の家臣によって書かれた北条五代記がもとになっているようです。
それによれば、56歳で初めていくさ場にたち、北条家を興して88歳で没したことになっています。

最新の研究では、年齢も血筋も変化してきています。

小田原の北条家は、500年近く前に小田原を拠点に関東を経営してきました。
八丈島を拠点に海運にも力を入れ、絹織物も多く産出しています。

また世田谷で多くの人が集まるボロ市も、北条氏が開いた楽市が始まりと言われています。
言うなれば江戸時代の繁栄の基礎を築いたのは、北条氏の功績があってのことと言えるかもしれませんね。

私の理解不足の点はあるかもしれませんが、以上が歴史秘話ヒストリアを見ての感想となります。

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