季節 暑中見舞い

暑中見舞いを出す時期はいつ頃がいい

夏のご挨拶として暑中見舞いがありますが、あなたはちゃんとご挨拶ができていますか?

今はメールなどでも簡単に送る事ができる世の中になりました。

その反面昔の風流さも薄れ、社交辞令のような感じになってしまった事に寂しさも感じます。

出来れば、昔の慣習を大切にしてお世話になった方へ夏の挨拶状を送りたいところです。

さて、あなたは暑中見舞いを出す時期って、いつ頃かご存じでしたか?

今回は、暑中見舞いを出す時期についてまとめました。

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そもそも暑中見舞とは

現代は携帯電話などの普及によって、久しく会っていない友人や親類などの近況も、メールなどでも簡単に知ることができます。

そのせいか昔のように、暑中見舞いや年賀はがきなどの影も薄れてきたようです。
しかし古くからあった慣習を、今でも大切にしている人はまだ多くいます。
時々暑中見舞いのハガキが届いて、懐かしく思ったりすることもありませんか。

また、その返事なども直ぐ出さなければと焦ったりします。
そもそも、暑中見舞いとはどんな意味が込められたものなのかご存知ですか?

暑中見舞とは、読んで字の如く「夏の日の暑い中のお見舞い」と言う事ですよね。
暑い夏の日に遠い知人や親類などの、健康を気遣いその安否を尋ね。
又は自分の近況報告も兼ねて手土産などを持って家を訪問する。
或いは遠くの場合であれば、手紙やハガキなどを送ると言う日本の慣習の一つです。

現在ではメールなどで簡単に済ませていまう事もあり、そのあり方も次第に社交辞令のようになってきました。
でもご丁寧に暑中見舞いを頂いた場合には、メールだけでは失礼になる時もありますよね。

しかし、返すと言っても暑中見舞いを出す時期はいつ頃が良いのでしょうね。

暑中見舞いを送る時期はいつ頃がいい

暑中見舞いを頂いた場合、直ぐに返事を送りたいところです。
でもその時期を間違えると、失礼になる事もあるので注意しなければいけません。

では、その時期とは。
実は、暑中見舞いの時期についてはいくつかの諸説があります。

暑中見舞いの時期

先ず一つは、
二十四節気の小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月7日)まで出す。
また二つ目は、
梅雨が明けてから立秋前(8月7日)までの間に出す。
また3つ目は、
夏の土用の時期(立秋前約18日~立秋前日8月7日)までの期間に出すとされています。

いづれにしても、立秋前に出すのが一般的であり、それを過ぎた場合は残暑見舞いになるので注意しなければなりません。
しかし、問題はその出す時期ですよね。

これはいつから出すと言うように、明確な時期は決まっていないようです。
暑中見舞いには、夏の暑さが厳しい中、日頃なかなか会う事のできない友人や親類などの健康を気遣うと言う安否確認の趣旨などがあります。
ですから暑さが厳しくなった頃が最もよく、梅雨が明けた時が出し時とも言えますね。

ただ、梅雨明けに関しては毎年変動があります。
遅いときでは8月4日が梅雨明けと言う、そんなデータもあるくらいなので、臨機応変に対応することが大切ですね。

2019年暑中見舞いの時期

一般に暑中見舞いを出す時期は、梅雨が明けた後に出すのが良いとされています
でも梅雨明けの時期と言うのは毎年決まっているわけではありません。

過去のデータから平均すると6月頃梅雨入りした梅雨は、7月21日頃には明けています。
しかし地域や気象状況によってはかなり変動があります。
関東地方では最も遅い梅雨明け宣言が8月4日と言うデータが残されています。

でも暑中見舞いは立秋前までに出すと定められている事から、ギリギリに暑中見舞いが届いても、お返しする場合は残暑見舞いとして送る事になってしまいますよね。

2019年の梅雨明けの予想では7月11日~7月25日となっているので、予想通りであれば、その後に暑中見舞いを出すと良いかもしれませんね。

また、自分の住んでいる地域は梅雨が明けていても、相手の地域がまだであれば暑中見舞いを送られても違和感があり、逆の場合もまた然りです。
そのため、全国が厳しい暑さになったころが暑中見舞いとして出すのが最もな時期だと思われます。

暑中見舞いを出す事で一番大切な事は、厳しい暑さの中、相手の健康を気遣い安否を確認する事が目的なのでその趣旨を忘れてはいけませんよね。
そんな事に注意しながら、今年こそは久しく会っていない友人や親類などに近況報告も兼ねて暑中見舞いを出してみてはいかがでしょうか。

以上、2019年暑中見舞いを出す時期についてでした。

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