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【知っていれば安心】台風進路予想図の、正しい見方で災害に備える!

台風が上陸すると天気予報では連日のようにその進む進路や風の強さ(風力)、或いは風の速さ(風速)などを表す進路図などが公表されます。

見てみると白線や白い点線、又は黄色や赤い円などで囲まれており、円内には風の強さや速さなどが記されていますね。

しかし、この予想図の見方を誤解している人もいると言うことをご存知でしたか?

そこで今回は、台風予報の正しい見方などまとめました。

台風予報を知る意味

物事の流れを知るためには情報は必須であり、予想するよりも確かです。
しかし災害は、起きてしまってから情報を知っても、手遅れになってしまいますよね。

そのため予報は大切であり、予報を知ることで災害を未然に防ぐことができます。
特に気象予報は、起きてしまってから情報を知るよりも、予報を知る方が重要です。

それが危険な地域であれば、いち早く危険を察知することもできるので、早めの避難にも繋がりますよね。
そのために台風が発生すると天気予報として、台風の進路を予測する予報円が連日公開されるようになります。

台風の進路を見て白や黄色、又は赤い円の中心を台風が進むと誰もがそう信じてしまうようです。
しかし台風はあくまで自然におきる災害ですから、どんなに予想してもハズレル事は当然あります。

台風情報で重要なのは、その台風の風力や風速などです。
台風の速さと強さを知れば、どんな台風か一応に把握することはできます。
ですから台風情報は、その後の防災行動にも役立つと言えますね。

台風情報をいち早く知るには

台風予報として使われるデジタル台風では3種類の進路予想図が取り上げられていて、それぞれ目的別に使い分けています。

台風進路予想図(グーグルマップ)
現在発生している台風の進路などが一目で分かる。

台風予報履歴・発表時刻固定
台風を発表した時刻から最大120時間の予報までの変化を知る事が出来ます。
特に、日本に接近した場合、より細かい時間帯で台風毎に予報出来ます。

台風予報履歴・予報時刻固定
台風を予報した時刻から最大120時間の予報まで変化してきた事を表示します。
しかし、これはあくまで予報する事なので難しい事はありますが予報の変化を知る上では参考になると思われます。

これらの情報を駆使して概ねの予想を立て、風力や風速からその台風の威力を予測して警報や注意報などの措置をとります。
それが近年では、年々警戒レベルの範囲を超えるようになって来ました。

そのため気象庁では2013年8月30日から特別警報を発令し、直ちに命を守るための行動をとるようにと呼びかけるようになりましたね。
この発表は、気象衛星を用いて行われている事から確実性は高いと言われています。

かといっても自然のことですから、多少のズレが発生する可能性はありありますよね。
それでもこのような台風予報を見たうえで、自分で身を守るため判断には大切な情報といえます。

台風予報の簡単な見方は

引用:https://tenki.jp/bousai/typhoon/japan-near/

台風予報に目を向けても、見方が理解できなければ意味がありませんよね。
そこで、少しだけご説明をいたします。

台風の予報進路図を見ると、日本列島の上に円が描かれている事が多いと思います。
白や黄色、又は赤と言った円で進路状況が分かるようになっていますよね。

一般的には白い点線で囲まれた中を台風が通るとされ、これを予報円と呼び円の中に入る可能性は確率にすると70%と予測されています。

更にこの予報円の周りの白い実線内は、暴風警報が発令されている場合が多く、台風の中心を通った場合は、暴風警戒域である事を意味しています。

そしてこの白色の実線が消えて予報円だけが残った場合は、暴風域が無くなった事を表しています。
また赤い円は、暴風域を表しており、その円の中は平均風速25m/s以上の暴風が吹き荒れるとされています。

更に赤い円の外側に黄色い円が描かれている時は、強風域を表しており、その円の中では平均風速15m/s以上の強風が吹いているとされています。

このように台風の進路や風力などを見ておくことで、ある程度の予測はたてられると言えますよね。
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台風災害に備えるために

毎年のように大きな被害をもたらす台風ですが、前もって予測できれば被害も少なくて済むかもしれませんよね。
災害は前もって備えておく事で、被害を未然に防ぐ事が出来ます。

ですから防災グッズの準備や、天気予報などはこまめにチェックしておくことが大切ですね。

また台風が上陸した場合は、テレビやラジオ、またインターネットなどからの情報をもとに、いつでも避難できる心構えは持っておきましょう。

災害から自分の身を守るために、情報収集はもちろん大切なことです。ですが危険を感じたら早めに避難することが、自分の身を守るためには一番大切な事ですね。
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